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行間を調節する

文字サイズを大きくしたら行間が必要以上に広がり困るケースも多いのではないでしょうか?実はワードは行間を「行グリッド線」で管理しています。行グリッド線とは便箋の横線のようなもので、1行分の間隔を超える文字サイズが入力されると、次のグリッド線に合わせようと自動的に調節され、いきなり行間が開いてしまうのです。

(図1)行グリッド線の開設


このワードの”クセ”を理解しておけば、とても操作しやすくなります。では実際に行間を調節してみましょう。今回は2つの方法をご紹介します。

■行間を数値で設定する

行間を調節したい段落を選択します。(ここでは文字サイズを18ptに設定して広がり過ぎた行間を狭くしてみます。)

(図2)行間を調節する行の選択


[書式]→[段落]をクリックします。

(図3)メニュー「書式」の段落


「段落」ダイアログボックスの「行間」で「固定値」を選択し、「間隔」に数値を入力します。(今回は文字が18ptですので、+3ptのゆとりを加え21ptで設定してみます。)

(図4)段落ダイアログボックスで行間の設定


行間が狭くなりました!固定値とは「設定した値に絶対的に固定される」意味になり、グリッドに関係なく任意の値を設定できます。

(図5)行間が調節された段落


■グリッド線に合わせない方法

先ほどの「段落」ダイアログボックスで、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックをはずし[OK]をクリックします。

(図6)グリッド線に合わせるのチェックをはずす


グリッド線で強引に合わせられることがなくなり、文字サイズだけが大きくなりました。(今回は行間の数値は規定値のまま変更していません。)

(図7)行間が狭くなった文書


■行間の「固定値」と「最小値」の違い

行間には「固定値」と「最小値」での設定があります。

(図8)行間の種類


「固定値」はその行間の値を超える大きな文字が入力されても、常に設定された行間が保たれ、文字が切れて表示されます。それに対して「最小値」は行間よりも大きな文字が入力されると、その文字の大きさに合わせて行間が自動調整されます。

(図9)固定値と最小値の違い


以上、慣れるまではなかなか大変な行間ですが、しっかりマスターしてください!

 

 

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