ワード使い方講座
ふりがなをつける
ワードでふりがなをつける時、どこで操作してよいのか少々迷われるかも知れません。なぜならワードでは「ふりがな」のことを「ルビ」と言うからです。(エクセルでは普通に「ふりがな」と言います)
■ふりがなをつける
ふりがなをつけるには、まずふりがなをつけたい文字を範囲選択しツールバーの「ルビ」ボタンをクリックします。(表示されていなければメニュー[書式]→[拡張書式設定]→[ルビ]を選択)
ルビのダイアログボックスで、正しい読みを入力し、[OK]をクリックします。
ふりがなが表示されました。
なお、ふりがな表示にはワード内部で「フィールドコード」と呼ばれるコード(EXCELでいう関数のようなもの)が使われているため、ふりがなのついた文字をクリックすると下図のようにグレーの反転表示になります。別の場所をクリックし、選択を解除するとグレーの表示は消えます。
■ふりがなを削除する/変更する
ふりがなを削除したり、変更したい場合は、上図のようにもう一度ふりがなの文字をクリックしてグレー表示にし、再度ツールバーの[ルビ]ボタンをクリックします。
削除する場合は、[ルビ削除]のボタンをクリックします。また変更の場合は、ルビを下図のテキストボックスで入力しなおして[OK]をクリックします。
■さらに細かい設定は・・・
上記の操作でふりがなは表示されましたが、ルビのサイズを大きくしたり、漢字とルビとの距離を微妙に広げたりなど、細かな設定も可能です。さきほどのルビのダイアログボックスに「配置」「オフセット」「フォント」「サイズ」の4項目の設定が用意されています。
フォントやサイズの意味はおわかりいただけると思いますので、ここでは「配置」と「オフセット」の解説をします。
- 「配置」=ルビを文字のどの位置に表示させるかで、下図のように5種類あります。
- 「オフセット」=ルビと文字の距離を数字で設定します。
WORD2003では初期設定では、オフセット「0」、文字サイズは「5」になっています。ふりがなひとつとっても沢山の設定がありますよね。少し難しかったかもしれませんが、必要に応じて微調整してみてください。