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自動更新される日付を入力する

ほとんどのビジネス文書には、文書を作成した日付が入力されています。毎回繰り返される日付入力の手間を省くため、ワードには作成日の日付を自動的に挿入する機能があります。日付は西暦、和暦、英語表記から選ぶことができます。

■自動更新される日付の挿入

まず、日付を入力したい箇所をクリックし、メニュー[挿入]→[日付と時刻]を選択します。

(図1)日付と時刻のメニュー


「日付と時刻」のダイアログボックスが表示されました。
規定値では、言語の種類は「日本語」に、 カレンダーの種類は「和暦」になっています。今回はこのまま利用します。左側の表示形式よりお好みの形式をクリックします。そして忘れずに「自動的に更新する」にチェックをつけましょう。これがポイントです!最後に[OK]ボタンをクリックして下さい。

(図2)日付と時刻のダイアログボックス


文書内に本日の日付が挿入されました。

(図3)日付が挿入された文書


●西暦で表示したい場合
  日付と時刻のダイアログボックスの「カレンダーの種類」の▼をクリックし「西暦」を選択。

(図4)西暦に変更


●英語表示にしたい場合
  「言語の選択」の▼をクリックし、「英語(米語)」をクリックします。

(図5)英語の日付に変更


■フィールドコードについて

それでは、自動更新される日付をもう少し詳しく見ていきましょう。

一見ただの日付に見えるのですが、日付をクリックするとグレーの反転表示になります。これは実際には文字ではなく、内部ではフィールドコードが記述されている印です。エクセルの関数ようなものが記述されています。

(図6)グレー表示


ではそのコードがどんな風に書かれているのか、実際にちょっと覗いてみましょう。 グレー表示になっている状態で、[Shift]キーを押しながら[F9]キーを押します。これはフィールドコードを表示するためのショートカットキーです。

(図7)フィールドコード表示


上図のようにフィールドコードが表示されました。エクセルをお使いの方は、”TIME”・・・などと記述されているあたりエクセルの関数に似ていることがお分かりいただけたのではないでしょうか?(ちなみにエクセルでは”=TODAY()”ですね!)このコード(命令)によって、いつでもこの文書を開いた時に自動的にその日の日付が挿入されるしくみになっているのです。

確認できたらもう一度、[Shift]+[F9]キーを押して元の表示に戻しましょう。

フィールドコードを直接キーボードで入力変更もできますが、今回は表示の仕方だけ予備知識としてご紹介しました。

 

 

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