ワード使い方講座
入門編8:図を挿入する
今回は、図の挿入方法を学びましょう。ワードは文章を作成するためのソフトですが、図をうまく取り入れることで、書類の印象を和らげ、読み進むことが楽になる文書の作成が可能です。
図と言っても、ワードで言う「図」にはクリップアート(※1)や写真(画像)といったいくつかの種類があります。いずれも挿入の方法は似ていますので、今回は例としてクリップアートを使ってみましょう。
クリップアートを挿入するには、ツールバーの「挿入」→「図」→「クリップアート」を選択します。
「クリップアート」を選択すると、「クリップアートの挿入」ウィンドウが立ち上がります。(Office2000の場合です。OfficeXPの場合には、表示のされ方は違いますが、以下と同様の機能が立ち上がります。)
クリップアートを選ぶには、クリップの検索ツールを用いるか、いくつかのカテゴリの中から選択します。
ここでは、「教育」のクリップアートから、以下の図のクリップアートを選びます。クリップアートを挿入するには、挿入する図の上でクリックして選択状態にし、更にポップアップで出るボタンのうち、「クリップの挿入」ボタンをクリックします。
クリップアートが挿入されました。
(※1)クリップアート・・・Webサイトやワードのアクセントとして用いられる、小さなイラストのこと。
■図の位置揃え
図も文字と同じく位置揃えが可能です。以下の図では、センタリングボタンを押して、クリップアートをセンタリングしてみました。
■図の大きさ調節
クリップアートや写真は、挿入された直後はできるだけ大きく(原寸大で)挿入されます。しかし、ほとんどのクリップアートは大きすぎるので、大きさを調節することが必要です。
図の大きさを調節するには、図の角の■マークの上にマウスを乗せ、マウスポインターの形が変わったらドラッグします。
図の大きさが調節されました。